ココナッツオイルダイエットってどお?

羽田さおり羽田さおり 料理研究家。ビューティー&ヘルスケア・アドバイザー。
健やかな食事をとおして健康的なダイエットを提案するスペシャリスト。

前回は低炭水化物ダイエットを紹介しました。
今回は、ココナッツオイルという助っ人について紹介します。

ココナッツオイル・ダイエット

ココナッツオイルには中鎖脂肪酸が多く含まれています。
中鎖脂肪酸の消化・吸収は、食用油に多く含まれる長鎖脂肪酸とはちがいます。
そのため、中鎖脂肪酸は、長鎖脂肪酸の4~5倍も速く分解され、エネルギーになります。
つまり、長鎖脂肪段よりも太りにくい油と言えます。

とは言っても、たくさんとれば肥満に結びつく可能性もあります。
中鎖脂肪酸自体は分解されても、その代わりに他の栄養分が蓄えられてしまっては肥満はなくなりません。

ともあれ、炭水化物の摂取を減らして、かわりにココナッツオイルをとるというなら理論上は効果があるでしょう。
実際、ダイエット中にココナッツオイルをとっている人の中には

 低血糖による冷えがなくなった
 低血糖による空腹がやわらいだ

とおっしゃる方がいらっしゃいます。

ココナッツオイルで代謝が切り替わる

ココナッツオイルには血中のケトン体濃度を高めるという指摘もあります。
ケトン体とは、脂肪が燃焼したときにできる物質です。

ダイエットをしていないようなときには、私たちは炭水化物(ブドウ糖など)をエネルギー源とした代謝をしています。
当然のことですが、脂肪をもやす場合は、しくみはちがってきます。
ココナッツオイルを摂取すると、この代謝のモードが「脂肪燃焼モード」の方に切り替わるというものです。
個人差はあるのですが、こういう切り替えがあれば、ダイエットの大きな助けになります。

食用油をココナッツオイルにして片栗粉・おからでとじる

では、ココナッツオイルをどれだけとればいいのでしょう。
1日の摂取量ですが、大さじ数杯という人もいれば、100gという人もいます。
1日100gとるのはたいへんです。
どちらが正しいにしても、あまり無理にとるべきではありません。
無理なくとれる量・方法を選ぶべきです。

具体的には、毎日使う食用油をココナッツオイルに切り替えるということです。
一番効率がいいのは、てんぷらです。
てんぷらをココナッツオイルで揚げて、あつあつのうちに食べる。
これだと100gはあっという間にとれます。

ただし、注意してください・・・
あったかいうちに食べること。
冷やしてしまうと、ココナッツオイルは白くかたまります。
あっためれば問題ないのですが、そうすると、油が流れ出てしまいます。

てんぷらでなくても、炒めものでも相当な量がとれます。
炒めものに多めの量のココナッツオイルを使って、最後に片栗粉やおからを足します。
具につかなかったココナッツオイルは片栗粉やおからが吸ってくれますので、それごといただくのです。

続いて・・・
ココナッツオイルってどお?
前回は・・・
低炭水化物ダイエットってどお?